睡眠はとても重要だ。
眠らないと人は死ぬかもしれないがそれ以前に、眠らないということができない。
アメリカかどこかで行った睡眠実験に関する記事を読んだことがある。
何人かの被験者が、とにかく眠らないようにする。新聞をひたすら読み続ける、という内容だった気がする。
最長で一週間だか二週間、眠らない人がいたらしい。
もっと昔、ナポレオンだか誰だかは、一生に一度も睡眠を取らなかったという話も聞いたことがある。
眠らずとも生きられるのであれば、私はそれが心底よいと思う。眠っている時間はとても勿体無い。結局人間はアイフォンと同じで、充電がゼロになれば画面は途切れ、再び充電をしなければいけない。
前置きはさておき、私は睡眠6時間を超えると、トイレに行きたくて起きてしまう。軽く悩んでいる。(一円玉の重さくらいに)目が覚める前は必ず、夢の中でトイレにいる。
人間の知能というのはよくできたもので、私は夢の中で決して用を足すことはできない。故にオモラシをしない。
例えば、今思い出せる限りでは、
トイレの便座が高い(2メートルくらい)、待っている人がトイレのドアをこじ開けようとしてくる、トイレのドアが無い、等、大概は公開トイレが多くて尿を出せない、というパターンが主流。
本当に稀に、夢の中でオシッコをしている時があり、目が覚めた瞬間にハッとして布団を確かめるけれど、面白いことにオモラシはしていない。
夢の中でオシッコをしているのに、実際にはオモラシをしていないというのは、いかに人間の知能が優秀であるかを表していると思わないかい。思うよね。
終わりだよ。