心臓

近頃ずっと、よくない夢ばかり見る。 夢占いによれば悪い意味ではないようだけど、にしたって寝起きが良くないんだもん、いいわけはない。 苦手な事を苦手と意識し過ぎて、ずっとずっと囚われている感じ。寝ている時までやめてくれ〜、と思う。 普段、何も考…

小雨の夜に

小雨が降っている。 ちょっとした知り合いと軽くお酒を飲みに行った。 「今日は夜から雨だそうですよ。」と彼女が言う。 夜というのが5時なのか6時なのか、それとも10時なのか深夜なのか、確認をしておいてもよかったなと思う。 21時前、最寄りの駅に着く。 …

世の人は我を何とも言わば言え我が為す事は我のみぞ知る

太陽の力は凄い。 と、先日まじまじと感じた。 雨は嫌いではないけれど、外に出かけるとなるとやっぱり晴れていてほしい。そして晴れていると生命力というものがみるみる湧いてくるのを全身に感じる。それがとても嬉しい。 一人の時間はよい。 (いつもいつ…

今宵、決戦

積み木の騙し絵みたいな、ジャンケンみたいな、美容室の外にある三色のクルクルみたいな、そんな生活を、ここ数日は特に、している。 甘辛ミックスみたいな、オジカワみたいな、まぐろソフトみたいな、そういう矛盾が、この陰湿で厭らしい理不尽を生み出して…

百度

時々、自分の中の卑しさに気付いてハッとする。無意識の、心の奥の奥の隅っこにいつもはじっと座っていて、ある時フッと立ち上がる、その時、私は自分がとても卑しいと知る。 誰の中にもあるものなんだろう。たぶん、この世に産み落とされた時から、無垢の天…

のえへんす

人生は磁石のように出来ている。 私が磁石なのか、人生というものが磁石なのか、S極なのかN極なのか、両方持っているのか、よくわからないけれど、そういうふうに出来ている気がする。 今日、"ねこじゃすり"という言葉を二度聞いた。お昼のバラエティ番組…

心に太陽を持て

毎日毎日生きていても、ちゃんと生きたなぁと思う日はとても少ない。 仕事を頑張ったな、でも、大好きな人たちと楽しく過ごしたな、でも、旅行に行ったことでも、なんでもいい、できる限り多く、しっかりと生きたい。 今日は、とてもよい一日だった。 朝早く…

春は何処へ桜は六分

さすがにもう春だと思って、マフラーもタイツも手袋も置いて来たら、堂々と冬が居座っていて驚いた。やられた。辛うじて、保険として冬の上着を着てきたのが、救いだった。 首が寒い。 傘も持っていないのに、雨まで降ってきた。 ネギの頭の、辛〜い部分を食…

3月28日木曜日 晴れ

今日は何もできなかった。 一日中眠っているのは体が疲れてしまうし、偶の休みなのだからと、辛うじて朝に間に合う時間に起き上がってみたものの、頭はずっとボンヤリしている。 パンを食べコーヒーを飲み歯を磨き、今読み進めているお気に入りの本の一節を…

六畳一間に

人が死んだ。 知人と言うには遠く、他人と言うには薄情な、そんな人が。 彼の事はよく知らない。 年齢も出身も、家族の有無も。 ただ、ついこの間まで、そこにいた。 特別な会話はしたことがない。 特別な思いを持ったことも勿論、ない。 だから、彼がいなく…

本は良い。 夜、休日の前、何も時間を気にせずに、飽きるまで、眠たくなって意識を手放すまで、読む本が、良い。 とりわけ紀行文は、良い。 単なるエッセイも、その著者の思考・性格がよく表れて面白いのだけれど、旅行記のような本となるとその面白さが何十…

熟考

みんな、何かを抱えて、生きているんだなぁ。 と、ふと、思う。 消せない過ち、変えられない事実、戻れない過去、やり直せない日々、上書きできない物事やもう会えない人、そういうものたちを抱えて、隠して、忘れようとしたり、心の奥底に、何重にも鍵をか…

我思う、故に我在り

どの島がどの国のものだとか、この絵はあの人の絵だとか偽物だとか、世の女の子たちはチーズ料理に夢中だとか、株価が暴落しただとか、よその大統領の言っていることとか、そんなこと私にはわけわからないよ。 相次ぐ地震も、教師の暴行や生徒同士のいじめや…

今日

今日。 今日はとってもいい一日だった。 血液が、血管を震わせて、手の指先まで波打つ感覚。 親しい人が、自分をわかってくれているこの瞬間。 目に見えたものを通り越して、愛しく思える存在のあること。 何十億もある命、意識、細胞の中で、私が今ここに生…

12月31日

12月。 あっというまに12月かと思ったら、あっというまに冬至、あっというまにクリスマスであっというまに年越し、そんでもってあっという間に春が来てあっという間に夏休み、あっという間に食欲の秋であっという間にまた雪が降るんだろう。あぁなんて早いこ…

セルフ・コンフィデンス

思えば、小さい頃から自分に自信を持ったことがなかった。 一瞬の、ちっぽけなものならあっても、容姿、性格、知能、身体能力、特技、その他自分を取り巻いているものにまで、何か胸を張って人に自慢できるようなものが、なかった。 日本人らしいと言えばそ…

優花

寂しい。 夜は寂しい。 酒と煙草と音楽で、紛らわす日々。 あー!寂しい! 体に悪かろうが寿命が縮もうが、そんなの知るかー!明日の夜まで生きられる100パーセントの保証などないのだ!私は生きるよ! にしてもどうにも、三半規管が弱くて参る。 近頃は半規…

ラッキーセブン

落ち込む。 こんなに落ち込むのは、結構久しぶりで、怒りの後の悲しみの後の虚しさを抜けて、ボーッとしてしまう。 ちょっと前までだったら、もうそれはもう、泣いて泣いて盛大に泣き喚いて、本当にお先真っ暗といったかんじ、明日の楽しみさえ闇に葬られて…

昨晩のこと

夜、たまに、別の世界に行けるんではないかと思う時がある。 幽体離脱みたいな、夢の中のような、そんな感じの、世界なんだけれど、大抵はお酒を飲んで煙草を吸って好きな音楽を聴いている時、そしてちょっと寂しくて虚しい時、そんな時、もしかしたら自分の…

神がいない

十月。 時の流れが速すぎて、追いつけない。 早朝の、人気の少ない電車の、音が好き。 人間がまだ寝惚け眼の中、電車だけがシャンとして、静かに走っている。 山や近くの木や草が、赤く黄色く染まりかけている。空気が澄んでいて、風が優しい冷たさをしてい…

八月

八月。 深夜でも三十度を超える真夏。 空気はモワモワ、肌はベタベタ、紫外線もバチバチ、誰かが「概念上の夏は好き」と言っていて、あ~、確かにクーラーのある涼しい部屋から入道雲を眺めたり蝉の声を聞いたりするのは好きだな~、と思ってしまったけれど…

9月7日

死を、深い意味でなくて、悪い意味でも失礼な意味でもなくて、近くに感じる、と言っている人がいた。 私もそうだなぁと思う。 実際には、程遠い。 死というもの、本質、恐怖、悲しみ、そういうものは知らない。 けど、いつでも死にたいと思うし、楽しい時も…

というもの

人生には、比率や確率や定めのようなものが、ある。と、最近常々思う。 前にもそんなようなことをここに書いていた気もするけれど、ある一定の期間の中で、よいことと悪いことの比率は決まっている。 また、よいことが何度か連続すると、しばらくそれは続く…

世界の終わり

いっつも、お楽しみの前の夜は眠れない。 いつまでも小学生みたい。 幾つになっても、遠足の前夜みたいにワクワクしてしまう。 できればぐっすり眠って、明日の為のエネルギーを溜めに溜めて、そいで明日に思いっきり出し切りたいのだけれど。 眠れないから…

あっというまに

七月。 部屋のカレンダーは三月で止まっているし、掛け時計も十時三十四分で止まっているけれど、日に日に気温は上昇しているし、鳥の声から蝉の声に変わりつつある。 二十日ばかり早くやって来た梅雨は、律儀に二十日ばかり早く去って行った。梅雨というく…

ポピー

考えることって、物凄く時間と、頭脳と、体力を使う。 毎日バタバタしていて、あれもこれもあとでいいや~、あとでゆっくり考えよ~うと思えどその"あと"が来る頃には果てさて私は何を考えていたんだろうかと忘れてしまう。最近それをずっと繰り返している。…

人生はワン、ツー、ジャンプ

出掛けようと思っていたけれど朝起きたら体調が悪くて、雨も降っていて、やめた。 結局珍しく昼過ぎまで眠ってしまい、あ〜やっちまったと思うも、こういう日も自分には大切だと思い、感謝の気持ちが生まれる。(誰に) 知人に薦められた映画を観る。結末が…

夏の匂い

夏の匂いはなんの匂いなんだろう。ここ数日で、物凄く夏の匂いがしている。 夏はよい。夏は、夏というだけでよい。ジリジリと音を立てんばかりの陽の熱さも、モワッとしてボヤッとしてしまう空気の籠もり具合も、ジメジメしていてイラッとしてしまうほどの雨…

返ってこない

私はよく、人に貸したものを返されないことが多い。 誰しもそういう経験はあるのかもしれないけれど、 学生時代別々の友人に貸した本は今だに2.3冊返ってこないし(これはもう永遠に忘れ去られているに違いないのでとうに諦めた)、昔から貸したお金はしばら…

自分と話す

何もしない日が来ると、ホッとする。普段からあんまり色々考え込むのも大変だけれど、ずっと何も考えずに生活していることのほうがよっぽど恐ろしい。 好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、好きなときにご飯を食べ、なんとなくテレビをつけてみたり、好き…