昔懐かしのものを掘り返すと、一生そこから抜け出せなくなるのでは、と最近不安になる。 その日その場所に閉じ込められている何万体もの自分が、ここぞとばかりに手を伸ばして私の足首を掴もうとしてくる。 みんな寂しい。私も寂しい。 だけれどそこに居座っ…

考えない事が多くなった。何も考えない事はこんなに楽なのかと知った。 これまで何に対してそんなに頭を痛め神経をすり減らして考え込んでいたのか、馬鹿馬鹿しく感じてくる。 考えない事は虚しい。ただ酸素を与えられているだけの、抜け殻のように感じる。 …

バネキイ

訳のわからない程、よくないことが続いている。 同じ事を何度も考えて、何度も同じところで躓いて、そいでも昔の自分だったら引き返していたところで一歩、歩いてみた。特別何も変わらないけれど、たぶん大きく変わっている。 生きねば!

はてさて

来たところに戻る、結局いつもそうなのかもしれない。 体に紐を巻いてトラックを引っ張る人がいるけれど、私の腰にも、どうやっても千切れないゴムが括り付けられていて、こう、地球の中心から逃げるように、私はいつもそれを引っ張っている。ある程度までは…

トラック

言葉は難しい。 重かったり軽かったり、冷たかったりあったかかったり、尖っていたり丸っこかったかり、透けていたり濁っていたり、遠かったり近かったり、硬かったり柔らかかったり、暗かったり明るかったり、その他諸々、する。 言葉の影響力は凄い。良か…

夏 その2

夏はよい。 夏はよい。という始まりもよい。枕草子の気持ちが少しわかる気がする。 夏は寛大 夏は何でも認めてくれる。認めるというよりも、許してくれる。 大丈夫だよ、それでいいんだよ、というよりも、 べっつにそんなのよくねー!?ていうか飲み行こうよ…

タッタッタタッ

懐かしい、と思うところに戻るのは、なんだかよくない気がしてきた。 いいのだけど。 いつまでも過去に囚われてはいけない、というのとは別世界で、なんていうのかな、寿命が縮んでしまうような、時間を喰ってしまうような、そんな感覚で、よくない気がする…

雨は落ち着く。 シトシトと降っている雨は落ち着く。サーサーと降っている雨も落ち着く。 雨は世界から私を切り離してくれる。ような気がする。いつも。雪が降る日にもそう思うし、かと言って何も降らずとも、夏や冬の真夜中は、私を一人にしてくれる。この…

失くしたものは、必ず失くした場所があって、そこに行けば必ずあって、つまり、何かを失くした時、それを手元に戻したい時は、そこへ行くしかないのだと思う。 過去に自分が置いてけぼりになっているのなら、そこに戻ってここに連れ戻してあげないといけない…

ヘンゼルとグレーテル

本当に思っている事は、たぶん言葉にできない。 この一文も、どう表現したらよいかわからず、適当な言葉が見つからなくて、結局中学生が作文の授業で書き出しそうな文章になってしまった。 モヤモヤするほど凄いことに気が付いている。 たぶんきっと、辞書に…

タイトルが付けられない

悲しいことよりも、楽しいことを1000年先まで覚えていたほうがよいに決まっている。 昨晩の不可解な憂鬱から一変、今晩は楽しくて楽しくて仕方がない。躁鬱病かもしれない。この宇宙で今、一番私が幸福だと、ナサを通して主張できそうなくらい幸せ。 何だっ…

パラレルワールド

何に恐れているのかわからない時が、この世で一番恐ろしい。 怖いのか、悲しいのか、悔しいのか、虚しいのか、全くわからないわけではないけれど、ピントの合わない画面を見ている時のようにモヤッとしていて心地悪い。 落ち着かない。ソワソワする。時計の…

眠れない。夜が憂鬱。 どうせ今日も眠れないんだろ、と思いながら布団に入るのが苦痛。次の休みは、病院へ行こう。 というちょっとヤバめなメモを昨晩残して眠った。いや結局眠ったんかい。昨日の眠りは最悪に最悪だった。算数みたいにマイナス×マイナスがプ…

本当の幸せというのは、何がそれなのかはさっぱりわからないけれど、決して万人に愛されて、チヤホヤされて、好きなものだけに囲まれていることが、それというわけではないと、今思う。限定かもしれない。今。 電車に揺られて、お酒も入って眠たくて、座れる…

平凡

単細胞生物には、感情があるんだろうか。 ゾウリムシ、ミカヅキモ、アメーバ、(他は知らない)、彼らは喜んだり怒ったり悲しんだり、するんだろうか。 私の偏見で言うと、しない。感情はない。けれど生きとし生けるもの、感情も無く生きることがあるんだろ…

夏はよい。 夏は楽しい。夏はキラキラしている。夏はワクワクする。夏は力強い。夏は格好良い。夏は清々しい。夏は心地よい。夏は気持ちいい。夏は美しい。夏は愛おしい。夏は季節の中で一番形容詞を獲得する。 夏はよい。 今夜、突然にカエルの合唱が始まっ…

トニモカクニモ

物凄く幸せな時は、どうしたらよいのかわからなくなる。 嬉しい、楽しい、幸せ、あらゆる正の感情がそれぞれ満杯にまで達した時、その後一体どうしたらよいのかわからない。 人にこの喜びを伝えるべきなのか、一人こっそりと大事に抱え込むべきなのか、それ…

暦総選挙

暦の総選挙があったら、6月は最下位だ。6月生まれの人や6月に思い入れのある人、ジューンブライドだからと6月に挙式をした人たちには非常に申し訳ないけれど、残念ながら6月が最下位だ。 なぜならお分かりだろうけれど、梅雨が厄介過ぎる。ジメジメ、ベ…

座敷わらし

自分の最大の味方は自分だと、最近つくづく思う。障害になることもあるけれど。 よく、自分の中のもう一人の自分、とか言うけれど、そんなものはいない。自分はいつだって一人だ。 けれど、タイムワープのような、時空が歪むような時があって、その時は、私…

ないものねだり

夜はよい。 静かで落ち着く。同じ静けさでも、昼間はなんだか騒々しい。 今日の気温は心地よい。寒くもなく、涼しい訳でもなく、暖かいという程でもない。本当に心地よいというのは、条件や理由が無い時なのかもしれない。 時計の音は、落ち着くようで、落ち…

二重生活

この間、『二重生活』という映画を観た。(これも二〜三ヶ月前のこと) 基になる物語があるらしいんだが、なんとも独創的なストーリーだった。 自分と全く関係のない人を尾行する。無差別で、理由のない、尾行をする。これがとても面白い。 これを観て以来、…

光陰矢の如し

本を読むと落ち着く。テレビを観たり誰かと話したり、寝ることよりも、落ち着くのかもしれない。 伊坂幸太郎の、『ラッシュライフ』という本を読んだ。 時間のある時にチマチマと、約二ヶ月かけて読み切ったのが一ヶ月くらい前のことなので、結局三ヶ月ほど…

夏はまだかね

本当に幸せな時って、一生に何回あるんだろうか。 人それぞれなんだろうけど、たぶん、平均したら10回もないんではないかな。知らないけど。 これが何度目の、本当に幸せ、なのかはわからないけれど、確かに昨日は、ザ・本当に幸せ、の日で、軽くパニックが…

私は無宗教

許すというのは難しい。 許すというのは勇気が要る。許すことは自分に負荷を掛ける。本当に許せているのか。許すとは、何か。私は許しているのか。そして、許されているのか。 有名な作家の有名なワンシーンに出てきそうな一節だね。ね。(ウィンク) 試され…

アルコール

お酒を飲んで、飲んで飲んで、翌日のことをちょっぴり気にしながら、それでも飲んで、黄金比というのか、丁度よいところに来ると、うまい具合に蒸発できるのではないかと、思う。 アルコールだけに(?)、蒸発して(?)、消えてしまえるのではないか、と思…

シンデレラ

真っ直ぐなものは美しい。 真っ直ぐなものを見ると涙が出る。いつのまにか自分が、グニャグニャと曲がってきてしまったことにハッとして、きっとその醜さに涙が出る。 聖人のように、生きられたらどれほど素敵なことだろうか。自分という認識がある限り、ど…

好きの頂点

好きの頂点は、無敵だ。 何かを好きだと思っている時、言葉にし切れぬ幸福感に埋もれる。 誰かを好きな時、何かを好きな時、好きな人と一緒にいる時、好きな音楽を聴いたり好きな本を読んだりしている時、好きな色の服を着ている時、好きな言葉に出会った時…

心を亡くす

最近よく思い出せない。 誰と何を話したとか、誰に何を話しただとかが、思い出せない。 確かに誰かと話をしたし、確かに誰かに話をしたんだが、どうにも思い出せない。 悪い話なら構わないけれど、「楽しかった」という思い出だけが残るのはちっと寂しい。ち…

人間到る処青山在り

世界は広い。と、ちっこいテレビを見る度に思う。 世界から見たら自分はアリだと、知人が言っていたことがある。勿論アリにもアリの人生があって、きっと私なんかより何百倍も充実した生活を送っているに違いない。単にサイズの話である。 最近のテレビはあ…

HP

辞書に憧れていた。昨日まで。 言葉を何でも知りたくて、ありとあらゆる言葉と表現を知ることが何よりも素晴らしいと思っていた。 言葉では表し切れないことは沢山あるけれど、それでも知っているに越したことはない。辞書になりたいと、ずっと思っていた。 …

おばちゃん

長期記憶というものがある。住所や携帯番号、人の名前や地名等は、繰り返し覚えることによって長い記憶になる 時折、脳の均衡が崩れて、長期側に入っている記憶が、零れ落ちることがある。 以前、5〜6年使い続けている携帯番号を一時間くらい思い出せない…

プラマイゼロ、むしろマ〜イ

というネタをする芸人がいたけれど、まさに、プラマイゼロはむしろマイだ。 同じくらいの良いことと悪いことがあった時、衝撃が強いのは悪いほうだ。(※個人差があります) いや、本当に個人差はあって、良いことのほうが強い人だってそれはそれはいるだろう…

エイプリルフール

夢には意味がある。と、夢占いの本が言っているので、私もそうだと思っている。 私は毎日夢を見る。高校時代は、毎日お昼の時間、友人に昨晩見た夢の話をするのが日課だった。今思えば、毎日嫌な顔をせずに聞いてくれていた友人は凄い。私だったら無理 一時…

スカート、ひらり

男子の、女の子へ夢を見る気持ちが、今日ふと、わかってしまった。 女子の、天使感というのか、空想的というのか、「アイドル」や「ヒロイン」よりももっと非凡で高価なイメージに気付いてしまったわけである。 といっても結局、テレビに出ていたアイドルを…

リンカーン

今日もまた、一日生き延びた。 一日を生き抜く事が、どれほどに偉大なことであるのか、昨日突然に気が付いてしまった。 一日の間に、命を狙われるタイミングなんて沢山ある。 朝、ベッドから落ちて脳を打つかもしれない。階段から転げ落ちるかもしれない。朝…

ねんねんころりよ

アルコールはよい。 殺菌作用がある。 いや、違うわ。そういうアルコールじゃないわ。 は? 最近毎日お酒を飲んでいて、というのも睡眠が浅くて、お酒を飲めば眠れるだろうという、至って安直で軽率な考えでもって飲酒している。 飲酒って響き悪くない?飲酒…

生きるのって難しい。息をしているだけでは話にならない。 人より考え事が多い。のかもしれない。大概が取るに足りぬくだらない事ばかりだけれど、これがどうにも厄介で、自分の脳で考えていることなのに、しょっちゅう訳がわからなくなる。脳に支配される。…

222才

世界中の全員と巡り会うまで死にたくない、と思っている時期があった。 意味はそのままの意味なんだけれど、自分のいる空間は本当に狭い。自分の中ではそこそこ広げたくらいだけれど、人生八十年しかないのに、一秒に一人と出会ったところで志初めで死んでし…

ギッチョ

ギッチョって、ダサ過ぎるだろ。名前が。そもそもどういう意味だよ。と思って調べてみたら、なんとビックリ、ピンと来ない。 ギッチョって差別語らしいけど、そらぁこんなダサい名前、差別語に抜擢されるに決まってるだろ。スタメンだよスタメン。しかもエー…

9600km

真意を伝えるのは難しい。言葉ひとつでも、自分の抱くイメージと相手が抱くイメージは違うし、「、」や「。」の位置、声の調子やテンポ、表情や目の動き、手や体の使い方によっても、言葉の印象はガラッと変わる。私にとって最高級の思いを最大限に伝え切っ…

煙草

煙草って美味しくない。楽しくもない。そして身体中に害がある。最悪だ。 これまでに二度だけ、本気で煙草を始めようと思ったことがある。友人の5割前後が喫煙者で、何度か分け与えてもらったこともあるけど、いざ自分でじっくり吸ってみようと思うと全く良…

石ころ

石ころと会話ができたら楽しそう。拾う度に、話し掛けてくれる石ころ そやつらが面白いやつらだったら、もっと楽しそう。お笑い芸人みたいに、拾うとギャグを言ってくれて、どれでも好きな石ころを二つ同時に拾うと、即興で漫才をしてくれる。笑い方が面白い…

生きることが全てで、それが正しいわけではない。 死にたいわけでも死ねと言うわけでもないけれど、生き切った者が必ずしも偉いわけでもない。 わけわからないがそういうわけ

読む

国語が好きだった。漢字や四字熟語や、文章を読むのが好きだった。 けれど読解が出来なかった。「この一文に込められた話者の意図を説明せよ」なんていう問題が、何よりも嫌いだった。 わからない。選択肢があっても、ほとんど間違える。ていうか会話に正解…

10年

ふと、時間が戻ることがある。 十年以上前から日記を書き続けているけれど、 今日考えていたこととほとんど同じことを、日記を書き始めた当初にも書いたことがあった気がして、悲しくなった。 十年間、ずっと同じ場所にいる どれだけ恐ろしいことか

割合

何にでも、数式のようなものがあって、それらの数は決まっているのかもしれない。 一日や、一週間や、一生といった、あるまとまった期間の中で、幸と不幸の割合は、決まっている気がする。 凄く嬉しいことがあったら、それに匹敵するくらいの悲しいことも起…

世の中の人々が皆、自分だと思うことがある。 家族や友人、毎日見掛ける人やテレビの中の人たち、地球の裏側にいる人たちや一度も会う事のない人たちでさえ皆、実は私自身なのだと、思うことがある。 人生には数え切れない程の選択肢があり、私たちは死ぬま…

限りのないものは恐ろしい。地球が丸くて、宇宙の中にポンッと浮いていて、四方八方に空があって、それが限りなく続いていると初めて知った時は、その想像し切れない大きさになんとなく恐怖を感じた。 限りのないものは、ないんでないかと思う。生きているも…

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先日、誕生日を迎えた。 誕生日はよい。一年の中で一番、皆が私を思い出してくれる日だと思う。 家族や親しい友人からは勿論のこと、普段音沙汰の無い人たちから連絡が来るのはとても嬉しい。海の向こうの友達や、元アルバイト先の人たちや、誕生日を告げた…

時は金なり

と言うけれど、 時間はお金ほどに大切ですよ、という意味であって、お金が重要度の基準にあって、結局は時間よりもお金のほうが(大なり小なり)大切だという意味も強い。 お金が無ければ命は危ういし命が無ければお金は要らぬし鶏が先か卵が先か、のような…