夏が来れば思い出す

幸福と死は似ている。気がする。 物凄く幸せな時に心地良い風が吹いたら、私は死にたいと思う。 息を深く吐く度に、体が溶けて無くなっていったらよい。 雪やロウソクが溶けて消えていくように、私も溶けてしまいたい。 過去を振り返るのと、未来を想像する…

むし

虫を一匹殺した。 ちぃちゃい、肌に付いても一切気が付かないような虫を、殺した。 本当は今日、三匹目くらい。 虫を殺したら死刑という法律があったら、私は今、この虫を殺さなかったんだろうか。そりゃあ殺さないだろうね。 それでも、私を死刑にしてくれ…

ちっともそう思っていなくていいから、「大丈夫?」と言われたい時がある。 誰にも知られたくないけれど、誰かには知っていてほしいことがある。 夜に飲み込まれてしまう不安と、いっそ飲み込まれてしまいたい気持ちとが、ある。 早く眠りたい懇願と、朝まで…

死にたい、と思うことは人生に何度あるんだろう。 死にたさにも段階がある。 ギャルの、「ハッズwwwwマジ死にたいwwwww」から、ビル屋上の、空まであと一歩にいる人の死にたいまで、たぶんザッと10段階はある。知らんけど 脳の回線が途切れて、自分でもよく…

ふと

ここが、自分の居場所なのかもしれないと思う。 前にも、似たように感じたことがあった。 ふかふかの暖かい芝生のような所でなくて、フラフラと足場の悪い場所が、私の居場所なんではないかと、結局居心地がよいのではないかと、ちょっくら旅をする度に思う…

ほう

もしも法律で、人を殺してもよかったら。 人生でたった一人、殺してもよかったら。 何にも裁かれず、ひとつの恨みも生まれなかったら。 私は人を殺すんだろうか。 と、空気を掴むような、無意味なことを考えてみた。 法があっても人は殺されてしまうから残酷…

昔懐かしのものを掘り返すと、一生そこから抜け出せなくなるのでは、と最近不安になる。 その日その場所に閉じ込められている何万体もの自分が、ここぞとばかりに手を伸ばして私の足首を掴もうとしてくる。 みんな寂しい。私も寂しい。 だけれどそこに居座っ…

考えない事が多くなった。何も考えない事はこんなに楽なのかと知った。 これまで何に対してそんなに頭を痛め神経をすり減らして考え込んでいたのか、馬鹿馬鹿しく感じてくる。 考えない事は虚しい。ただ酸素を与えられているだけの、抜け殻のように感じる。 …

バネキイ

訳のわからない程、よくないことが続いている。 同じ事を何度も考えて、何度も同じところで躓いて、そいでも昔の自分だったら引き返していたところで一歩、歩いてみた。特別何も変わらないけれど、たぶん大きく変わっている。 生きねば!

はてさて

来たところに戻る、結局いつもそうなのかもしれない。 体に紐を巻いてトラックを引っ張る人がいるけれど、私の腰にも、どうやっても千切れないゴムが括り付けられていて、こう、地球の中心から逃げるように、私はいつもそれを引っ張っている。ある程度までは…

トラック

言葉は難しい。 重かったり軽かったり、冷たかったりあったかかったり、尖っていたり丸っこかったかり、透けていたり濁っていたり、遠かったり近かったり、硬かったり柔らかかったり、暗かったり明るかったり、その他諸々、する。 言葉の影響力は凄い。良か…

夏 その2

夏はよい。 夏はよい。という始まりもよい。枕草子の気持ちが少しわかる気がする。 夏は寛大 夏は何でも認めてくれる。認めるというよりも、許してくれる。 大丈夫だよ、それでいいんだよ、というよりも、 べっつにそんなのよくねー!?ていうか飲み行こうよ…

タッタッタタッ

懐かしい、と思うところに戻るのは、なんだかよくない気がしてきた。 いいのだけど。 いつまでも過去に囚われてはいけない、というのとは別世界で、なんていうのかな、寿命が縮んでしまうような、時間を喰ってしまうような、そんな感覚で、よくない気がする…

雨は落ち着く。 シトシトと降っている雨は落ち着く。サーサーと降っている雨も落ち着く。 雨は世界から私を切り離してくれる。ような気がする。いつも。雪が降る日にもそう思うし、かと言って何も降らずとも、夏や冬の真夜中は、私を一人にしてくれる。この…

失くしたものは、必ず失くした場所があって、そこに行けば必ずあって、つまり、何かを失くした時、それを手元に戻したい時は、そこへ行くしかないのだと思う。 過去に自分が置いてけぼりになっているのなら、そこに戻ってここに連れ戻してあげないといけない…

ヘンゼルとグレーテル

本当に思っている事は、たぶん言葉にできない。 この一文も、どう表現したらよいかわからず、適当な言葉が見つからなくて、結局中学生が作文の授業で書き出しそうな文章になってしまった。 モヤモヤするほど凄いことに気が付いている。 たぶんきっと、辞書に…

タイトルが付けられない

悲しいことよりも、楽しいことを1000年先まで覚えていたほうがよいに決まっている。 昨晩の不可解な憂鬱から一変、今晩は楽しくて楽しくて仕方がない。躁鬱病かもしれない。この宇宙で今、一番私が幸福だと、ナサを通して主張できそうなくらい幸せ。 何だっ…

パラレルワールド

何に恐れているのかわからない時が、この世で一番恐ろしい。 怖いのか、悲しいのか、悔しいのか、虚しいのか、全くわからないわけではないけれど、ピントの合わない画面を見ている時のようにモヤッとしていて心地悪い。 落ち着かない。ソワソワする。時計の…

眠れない。夜が憂鬱。 どうせ今日も眠れないんだろ、と思いながら布団に入るのが苦痛。次の休みは、病院へ行こう。 というちょっとヤバめなメモを昨晩残して眠った。いや結局眠ったんかい。昨日の眠りは最悪に最悪だった。算数みたいにマイナス×マイナスがプ…

本当の幸せというのは、何がそれなのかはさっぱりわからないけれど、決して万人に愛されて、チヤホヤされて、好きなものだけに囲まれていることが、それというわけではないと、今思う。限定かもしれない。今。 電車に揺られて、お酒も入って眠たくて、座れる…

平凡

単細胞生物には、感情があるんだろうか。 ゾウリムシ、ミカヅキモ、アメーバ、(他は知らない)、彼らは喜んだり怒ったり悲しんだり、するんだろうか。 私の偏見で言うと、しない。感情はない。けれど生きとし生けるもの、感情も無く生きることがあるんだろ…

夏はよい。 夏は楽しい。夏はキラキラしている。夏はワクワクする。夏は力強い。夏は格好良い。夏は清々しい。夏は心地よい。夏は気持ちいい。夏は美しい。夏は愛おしい。夏は季節の中で一番形容詞を獲得する。 夏はよい。 今夜、突然にカエルの合唱が始まっ…

トニモカクニモ

物凄く幸せな時は、どうしたらよいのかわからなくなる。 嬉しい、楽しい、幸せ、あらゆる正の感情がそれぞれ満杯にまで達した時、その後一体どうしたらよいのかわからない。 人にこの喜びを伝えるべきなのか、一人こっそりと大事に抱え込むべきなのか、それ…

暦総選挙

暦の総選挙があったら、6月は最下位だ。6月生まれの人や6月に思い入れのある人、ジューンブライドだからと6月に挙式をした人たちには非常に申し訳ないけれど、残念ながら6月が最下位だ。 なぜならお分かりだろうけれど、梅雨が厄介過ぎる。ジメジメ、ベ…

座敷わらし

自分の最大の味方は自分だと、最近つくづく思う。障害になることもあるけれど。 よく、自分の中のもう一人の自分、とか言うけれど、そんなものはいない。自分はいつだって一人だ。 けれど、タイムワープのような、時空が歪むような時があって、その時は、私…

ないものねだり

夜はよい。 静かで落ち着く。同じ静けさでも、昼間はなんだか騒々しい。 今日の気温は心地よい。寒くもなく、涼しい訳でもなく、暖かいという程でもない。本当に心地よいというのは、条件や理由が無い時なのかもしれない。 時計の音は、落ち着くようで、落ち…

二重生活

この間、『二重生活』という映画を観た。(これも二〜三ヶ月前のこと) 基になる物語があるらしいんだが、なんとも独創的なストーリーだった。 自分と全く関係のない人を尾行する。無差別で、理由のない、尾行をする。これがとても面白い。 これを観て以来、…

光陰矢の如し

本を読むと落ち着く。テレビを観たり誰かと話したり、寝ることよりも、落ち着くのかもしれない。 伊坂幸太郎の、『ラッシュライフ』という本を読んだ。 時間のある時にチマチマと、約二ヶ月かけて読み切ったのが一ヶ月くらい前のことなので、結局三ヶ月ほど…

夏はまだかね

本当に幸せな時って、一生に何回あるんだろうか。 人それぞれなんだろうけど、たぶん、平均したら10回もないんではないかな。知らないけど。 これが何度目の、本当に幸せ、なのかはわからないけれど、確かに昨日は、ザ・本当に幸せ、の日で、軽くパニックが…

私は無宗教

許すというのは難しい。 許すというのは勇気が要る。許すことは自分に負荷を掛ける。本当に許せているのか。許すとは、何か。私は許しているのか。そして、許されているのか。 有名な作家の有名なワンシーンに出てきそうな一節だね。ね。(ウィンク) 試され…