人それぞれに、好きな色や嫌いな色、落ち着く色や興奮する色がある。
色には甲乙が無いと思うけれど、
それでも赤は凄い。
信号、特別価格の文字、テストの点数、ハートの色、どこの国でも赤なのかはわからないけれど、ヒトは赤に反応し易い。のではなかろうか。
習慣のような、条件反射のような、そんな気もするけれど、例えば「止まれ」や
「本日限り!」の文字や100点もしくは0点の色、心臓並びにハートの絵の色が青だったらどうだろうか。危機感や高揚感はあるだろうか。(いや、ない。)
もしかするとこれは洗脳かもしれない。
生まれた時から赤が危険や特別を表す際に多用されているから、赤は危険や特別な色なのだという、洗脳なのかもしれない。
あるいは暗いものが見えにくいという人間の性質によって、明るい色、とりわけ赤に反応し易いのかもしれない。おっと、こちらの推測のほうがイケてるな
夕陽の美しさと言ったらいつでも言葉にならない。夕焼けに感動しない人はいるのだろうか。
唯一、朝陽を夕陽よりも美しいと思ったことが一度だけあったけれど、それ以外はいつだって夕陽が美しくて、時折涙が出てくる。(ババアは涙脆い)
それでは一体、何が夕陽を美しく在らせるのか。というのが本日の議題である。
そうして至った結論が、赤
赤は人を動かす。
赤は美しく、躍動的で、力強い。(というイメージ。)だから夕陽は美しい。
では何故、赤は美しく、人間の心を動かすのか?というのが、本日の本物のテーマである。(ヨッ!トラップ女王!)
そして、考えに考えふと、胎内の色だと思った。
本当のことはわからないけれど、
私は、胎内の色を赤だと思っている。
というより誰かが赤と言っていた気がする。だから私も赤だと思っている。
だから、夕焼けを見ると、胎内に居た頃を本能的に思い出し、切ないような懐かしいような恋しいような思いをし、熱く胸打たれるのではないだろうか。いや、きっとそうに違いない。
赤は素晴らしい。
でも私は緑色が好き