2017-03-03 桜 死刑は怖い。人を殺した人を、殺す 意味があるようで、ないようにも感じる。統率できているようで、乱しているような気もする。 中学生か高校生の頃、家の近くの鉄塔を自転車で周りながら、死刑について考えていた。 三年ほど前に、伊坂幸太郎の、「オーデュボンの祈り」という本を読んだ。そこに出てくる島に、サクラという人がいた。警察のような裁判官のような役割なんだけれど、その裁き方が凄かった。 結局彼も人を殺すのだけど、私は彼のような人がいたらよいなと、しばしば思う。