しあわせということは

 

 

普段よりちょっと疲れて帰ってきて、ちょっぴりお酒を飲んで、ほんのりお風呂に浸かって、少し頭がクラクラして、いつもより早く布団に入って、好きな歌を無差別に聴いていたら、なんだか人生を一周しているような気分になった。

 

真っ暗闇で、脳がフワフワしている中で、心地よい音と、幸せな布団のぬくもりしか存在しない。こんなに感覚を支配された事はなかったかもしれない。

 

 

とても愛おしい。
とても愛おしくて、この感覚を忘れたくなくて、慌てて電気を点けメモを取っている。

 

 

朝に怯えて、明日が来るのが怖くて仕方が無い普段とは違い、今は今の時間がとても愛おしくて、仕方無くて、手放したくなくて、仕方が無い。そんなことお構いなしに、部屋の掛け時計は律儀にカチカチ動いている。全く薄情。

 

 

 


あんまりあれやこれや書くと、エモエモになって悲しくなってくるから、困る。

 

 

 

 


今、仲の良かった友人が好きだった、曲を聴いている。元気だろうか。またいつか、会えるだろうか。