思い出すのはそうマイアミ

 

 

昔出来ていた事が、どんどん出来なくなっていっている気がする。

 


怖い。

 


老いとは無関係のところにある。

 

自分を操作できなくなっていくし、周りへの順応能力もすり減っていっている気がする。

 

 

怖い。

こうして不安や負の感情をどこかに出しておかないと、抗えなくなる。そのうち全部飲み込まれてしまうんでないかと思う。

 


どこかへ行きたい気持ちも失くなってしまう。
ここに居たい思いはとうの昔に消えた。

 

 

パラレルワールドというものがあるなら、私はこの世界とパラレルワールドの間にきっとある、僅かな隙間に挟まっていたい。

時の流れや周りの一切の無い、自分の感覚だけが全ての、その空間で、ひっそりと暮らしていたい。

 

 

 

もう一人の自分が、ハッキリとした形で存在したら本当に、どれだけ助かるかと思う。
こういう自分でもすぐにわからなくなってしまうような感覚を、自分とだけ共有したい。というより、自分としか分かち合えないから、せめて虚像くらいでも、そこに居てほしい。話を聞いて、そうだねそうだよね〜、と肩を持ってほしい。同じ自分だから反対はしないんだろうけど、違うならばバッサリ否定してほしいし、他の人の耳に入ったら気を滅入らせてしまいそうな不安や愚痴を、延々と聞いてほしい。

 

 

 

 


はぁ〜〜〜〜〜、明日も生きよう。