23年

 

 

今日で阪神・淡路大震災から23年が経つのだそう。

昔東北ボランティアへ参加した時、関西から来たボランティアの方々が格段に熱心だった事を思い出す。

 


この間、ファミリーレストランで美味しいパフェを食べながら窓の外を眺めていた時、不意に救急車とパトカーが道を走っていって、呑気にそれを目で追っていたけれど、唐突に不安になった。

 

毎日どこかで事件や事故、災害が起こっている中で、よくもこんなに呑気に、生きていられるな、と感心すら覚えるけれど、その奇跡と言わんばかりの偶然が、時々恐ろしくなる。

 


昔、女優の黒柳徹子さんが紛争地域へ赴いた際、地雷が今だに埋まっている危険区域に平然とした顔で入っていったことがあるという噂をテレビで見た事がある。

 

「人の運命は決まっているから私はまだ死なない」とのことだった。

 

 

いつか私にもそういうことをわかる日が来るんだろうか。
今はまだ、あまり意気込んだり陥ったりすると、逆によくない気がしてならない。

 

 

運命が決まっていようがなかろうが、寿命が長かろうが短かろうが、天国があろうがなかろうが、どうか平和が訪れて、続きますようにと、結局こういう日だからちょっと願ってみたりするだけなんだけれど本当に、一日くらい、全地球人が幸せな日があってもよいよね。