思い出は夢の中

 

 

随分と長い夢を見ていた。

 

 

何らかの罪で、刑務所に入れられた。「普通は四日間拘置なんだけどね」と言われながら、翌朝に出してもらった。父が迎えに来てくれた。

 

 

夜、おばあちゃんの家へ行くと幼馴染みが来ていて、兄を車に乗せて行った。

 

 

拘置所を出てすぐ、ハンドボールの大会があった。
関東大会なのか全国大会なのか、とにかく優勝をした。中学時代の友人たちとだった。

もう亡くなってしまった、小学生の頃にとてもお世話になった監督が、そこにいた。
「今日は祝いだ!酒だ!」と喜んでいた。

 


宴会のできる居酒屋に行った。
高校の友人が、小学校と繋がっているんだよと、そこまで案内してくれた。

何かを探していて、ひとりで学校の教室へ戻ろうとしたら居酒屋の店員さんに「道はあっちですよ」と言われ、非常階段のような階段を上った。小学生たちが上を歩いていた。

 


いつのまにか、タイムワープのようなことが起こっていて、その小学生たちと一緒に恐竜のいる時代(なんとか紀みたいな時代)にいた。恐竜は、骨だけで動いていた。

怖くなって帰る道を探した。
そこへ母がやってきた。
なんとか母について行って、ドラえもんの空間移動みたいな丸をくぐり、マンホールの下の、排水が流れてくる狭い空間みたいなところを這って行った。

 


そうして居酒屋に戻った。昔可愛がっていた後輩が、お祝いをしたいと連絡をくれていた。もうすぐ宴だという時に、目覚まし時計が鳴った。

 


監督とは結局、お酒を飲めなかった。

 

 

 

最近、走馬灯のように色んな人が夢に出てくる。