シンプルなこと

 

 

自殺願望のある友人から、全く連絡が来なくなった。
もしかしたらもういないのかもしれない。
でも、自分の為の、興味本位の安否確認のような気がして、連絡はしないことにしている。

 

結局、彼女が元気だろうが元気でなかろうが、もういなかろうが瀬戸際にいようが、私には何もできない。

 

 

毎日どこかで誰かがいなくなってしまって、どんな時代であっても避けられないことなのだろうけれど、不便過ぎても便利過ぎても、よくないのだろうなと、ずっと思っている。

 


最近の仮想通貨流出の問題も、私はそういうのには滅法疎くて完全に世界が違うけれど、利益を最優先に追い求めた結果こうなっていることが、少し不思議でちょっぴりこわい。

 

お金自体に価値はないと、遠〜い昔に誰かが言っていた。そのものはただの紙でしかなく、ただの銅でしかないと。だからどこかの国の村では、お金という存在が無く、そこの人々は物の交換で生活をしていた。

 


そういうシンプルなことが、一番よい。
世の中を便利にする為に、あれやこれや規制をして、作り出して、消し去って、結果ごちゃごちゃしてしまって便利なのか不便なのかわからない。
ちょっとくらい不便なほうが、本当は生活し易いのではないかと思う。

 

 


エラも羽根もない人間が、水に潜ったり空を飛んだりしようとするから危険なんだ、と思うことがある。
海の中は美しく、雲の上は壮大だけれど、船や飛行機は物凄く便利で、何十年何百年前より何億倍も私たちの世界を広げてくれているけれど、そういうのを一切すべて取り払ったら、生活するという面では不便かもしれないけれど、生き抜くという点ではうんと楽な気がしてくる。


少しずつ、人間が、特に日本人は、機械化していっていて、恐ろしい。
色々な場面で色々な物事が多様化していって、個人の存在も徐々に強くなっていっている反面で、規則やマニュアルに縛られてどんどん人間味を失っていくような、そんな矛盾が生まれているように思う。

 


結局全部人間が自分たちで行っていることだから、それで悪い方向へ向かっていっているのだとしても、自業自得なんだろうね。どうなってしまっても。

 

 

 


という日記を書きかけていて、途中で訳わからなくなって辞めて、もう一度読み返したらやっぱり訳わからないので、諦めて投稿する。複雑なことばっかり。