世界の終わり

 

 

いっつも、お楽しみの前の夜は眠れない。

いつまでも小学生みたい。

幾つになっても、遠足の前夜みたいにワクワクしてしまう。

できればぐっすり眠って、明日の為のエネルギーを溜めに溜めて、そいで明日に思いっきり出し切りたいのだけれど。

 

 

眠れないから四年ぶりくらいに聴く曲を聴いてみて、真っ暗闇の中で、自分が今どこにいるのかちょっとわからなくなっている。四年前に戻れたら。四年前でなくても、あの時やあの時やあの時に、戻れたら。戻りたいのかな。そりゃあ戻れたほうがいいでしょうね。それでいつまでも、そこにいたい。

 


あ~~~、ひとりの夜はなんでいつでもセンチメンタルなんだろうね~~~。

 

 

 

 


時々とても不思議な感覚になる。

ここにいるのに、いないような、この世界と、またもうひとつの別の世界を行き来しているような、そんな感じがする。たぶん本当に、そういうことなんだろうとも思っている。人生は、私の生は、死も、全部この脳みその中にあって、この脳の中にしかなくて、だからきっと、どうにでもなるものなんだろう。