ラッキーセブン

 

 

 

落ち込む。

こんなに落ち込むのは、結構久しぶりで、怒りの後の悲しみの後の虚しさを抜けて、ボーッとしてしまう。

 


ちょっと前までだったら、もうそれはもう、泣いて泣いて盛大に泣き喚いて、本当にお先真っ暗といったかんじ、明日の楽しみさえ闇に葬られて途方に暮れて、酒に八つ当たりして当たり返されて、グラングランに酔って吐くまで飲んで、泣きながら意識が朦朧としたまま眠って、結局翌日も二日酔いで、なーんにもいいことがなかった。

 

 

 

少し大人になったと認めてやろう。

上のひと幕をしないだけマシになった。

 

 

 

 


たぶん、人生の、というよりももっと頻繁に、日常生活の中の大まかな括りの中で何度か、裁かれているのだと思う。神だか仏だか先祖だか、未来の自分になのかはわからないけれど、そういう私の全てを知っている人物が、ある一定の期間ごとに、私を審判している。

 


よい生き方をしていれば褒美を、よろしくなければ罰が与えられる。

今日はきっと、満場一致で不可だったんだろう。あー、あれやこれや討論している様が頭に浮かぶ。全員が不可の札を挙げている様子も。

 

 

 

 


物事は何でも考え様だ。

作り話でも何でもいい。

いかに自分を飼い慣らして生きていけるか。

いかに自分だけのこの生活を豊かにし、自分にしか生き得ないこの人生を幸福にするか。

今日はちぃとツイてなかっただけだ。

 

 

 

おお神よ仏よ先祖よ未来の私よ、

今日はちっと反省して、また明日からがんばります。次の審判には負けないように。

 

 

 

 


私の中のジンクスで、悪い事が起こったあとは同じ度合いの良い事が起こる。考え方を変えればむしろラッキーなのである。

 

 

 

バッチコーイ、幸福!

全力で受け止めるぞーーー!

 


 

 

 

 

 

 

 

よーし、お腹が空いてきた。

食欲があればなんでもオッケーだ。