ヘンゼルとグレーテル

 

 

本当に思っている事は、たぶん言葉にできない。

 

この一文も、どう表現したらよいかわからず、適当な言葉が見つからなくて、結局中学生が作文の授業で書き出しそうな文章になってしまった。

 

モヤモヤするほど凄いことに気が付いている。


たぶんきっと、辞書になっても表せないことが沢山ある。


嬉しい、悲しい、楽しい、恥ずかしい、懐かしい、許せない、虚しい、幸せ、寂しい、こんな高々4〜5文字で、私の思いを表現できるわけがない。


それでも忘れたくないから、仕方なく言葉を使う。欠片でも残しておけば、いつかまた思い出すことができる。ヘンゼンルとグレーテルだって、パンのカケラを落として歩いた。そういうこと。そういうこと。

 

 

どうにもまとめられなくって、文の繋がりが薄い。それほどに何かを得ている。

 

 

こんなのをいつか読み返して、何かを思い出せるんだろうか。思い出したい。