死に追いつかれる前に

 

 

人の言葉にハッとすることがある。

不意に背中を押されて、頑張ろうと思える。

 

最近、最近と言っても約半年、「4」という数字をよく目にしていて、日本人たるもの気にならないわけがなく、あまり気にしていないながらも気にしていた。どっちだよ。

 

昔の友達が、4は幸せのシだと言っていた。

彼女の言葉があってあまり気にならなかったのだけれど、今日別の友人に会ったことで晴れて完全に気にならなくなった。

 

人の存在や言葉は凄い。

長い付き合いの人や信頼している人、尊敬している人の言葉は特に、力がある。

 

そうして少し楽観的になった途端、「7」の数字が目に入った。

日本人たるもの、いや「7」は海外発なのかな。「ラッキーセブン」というくらいだから。

とにかくありがとう。空に大地に風に太陽に、父に母に友人たちに。

 

 

やはり周期というものはある。

良い事が続く時と、悪い事が続く時とがあるように。

風が吹き雲が流れ雨が降り出すように、ひとつの出来事が色んな事柄につながっている。

人間(やもしかしたら動植物)の体の中にも気流のようなものがあって、何かに反応して良い気流や悪い気流が生まれ、それが体内を移動し、派生していく。

 

摂理のように、良い事と悪い事の周期は決まっているのかもしれない。

ただ、おそらく変えることはできるのだろうな、と最近は思う。

 

 

 

人生に不可能なことはないというのは、少しばかり大袈裟だけれど、本当にその通りだと思う。

ただ、その言葉に甘んじてノロノロしていると、いつの間にか人生が終わっちゃったりするんだろうね。

 

「死に追いつかれる前に生きねば」と、昔に言っている人がいた。

物凄く重い言葉だけれど、思い出してやはりハッとする。