夏はまだかね

 

 

本当に幸せな時って、一生に何回あるんだろうか。


人それぞれなんだろうけど、たぶん、平均したら10回もないんではないかな。知らないけど。

 

 

これが何度目の、本当に幸せ、なのかはわからないけれど、確かに昨日は、ザ・本当に幸せ、の日で、軽くパニックが起こった。幸せのパニック(は?)

 

 

本当に幸せな時は、どうしたらよいのかわからない。何処へ、どうこの嬉しさを表現すればよいのかわからない。しまっておくのは酷く勿体無い。

 

 


最高な時は最低な事を考えられるんだなぁ、と、思った。
不謹慎にも、あぁ、これで今もう死ねる、と思った。死にたくないけど。

 

あまり死の話をすると、死が追い掛けて来るような気がするので、これくらいにしておく。でも本当に、最低な事を考えられるほど、最高だったのよ、昨日。

 

 

こういう日が、毎日なんて贅沢は言わないけれど、よい間隔で、やってくるとよいなぁ、幸せは自分の手で掴みに行くもの、とは言うけれど、勿論それでしっかり掴み取って来られるなら本望、なんにせよ、いつだって幸せでいられるとよいね。

 


美味しそうなおかずの香りだけで白飯3杯はいける、みたいな表現があるけど、私は昨日の幸福の余韻で、あと3日くらいは乗り越えられると思う。どんな至難がやって来ようとも。でも来ないでね。ラブ&ピース。愛してるよ。

 

 


あれだけ長いと思っていた4月が、挨拶もなく終わった。薄情者。5月を夏だと思っていたので、いやまだ春なんか〜〜〜い、という気分。裏切られた気分。

 

何かの変わり目は、ほんの少し、ピシッとする。本当に、少しだけ。女子の、「ねぇねぇ〜、今日なんかアタシいつもと違くなぁ〜い?実はマスカラ変えたのぉ〜♪」くらい、小さく。いや知らねぇよ、知ってても知らねぇよ、昨日も今日も黒じゃねぇかよ。

 

 

みたいな?

 

 


5月はなんだか早いな。もう一日が終わる。その調子で駆け抜けなさい、早く夏を連れてきなさい