2017-01-01から1年間の記事一覧

動悸がする

消えるというのは恐ろしい。 鉛筆で書いた文字は、消されてしまうかもしれないので、不安。 携帯電話のフォルダに入ってあるだけの画像は、消えてしまうかもしれないので、ヒヤヒヤする。 数年前に聞いた友人の声は、思い出せそうで思い出せない。 言葉は文…

ナポレオン革命

人生の軸や、運気や、タイミングが変わることがある。 絶対にノーだと思っていた事を受け入れるようになったり、ラッキーが舞い込んでくるようになったり、これまでズレていた歯車が本当に耳元でカチッと音を立てて、動き出したりすることがある。 そういう…

なながつみっか

人の優しさが悲しい。嬉しいと悲しいは表裏一体なのかもしれない。 人の優しさが悲しい。そっとしておいてくれ〜〜〜、頼む〜〜〜、そっとしておいてくれ〜〜〜、と、思う。 物凄く有難いと思う。喉を締め付けられて言葉が出ない程、感謝し切れないことがあ…

グーグルアース

電車に乗っていると、色んな空間がある。割れない、でっかいシャボン玉のような、空間 スーツ、バカンススタイル、スポーツウェアの人がいる。 新聞、本、携帯、外を眺めている人がいる。 色んな駅を通って色んな場所で人が乗り、降りて行く。 工場、家、川…

おもてうら

日陰の、干涸びたコンクリートの裂け目から生えてくるタンポポは、何を考えているんだろうか。 どうやったら、あんなに暗い、エネルギーのない、窮屈で孤独なところに、根を生やし緑の葉を付け黄色い花を咲かせられるんだろうか。 不本意ながらちとメルヘン…

透視

小さい頃、透視に成功したことがある。 家の二階で、無くしてしまったおもちゃの指輪を探していたときのこと、 どうにも見つからなくって、どうしてそうしたのか、目を瞑って念じてみたの。 そうしたら線が何本か引かれただけの、粗い地図のような絵が真っ暗…

ココナッツオイル

タイで買ったココナッツオイルが、冬になるとカチカチに白く凍るの。 ついこの間までは透明な液体だったのだけど、今ふと見たら、濁ってきている。 ココナッツにはそういう性質があるんだろうか。二年ほど眠らせて、先日初めて使ってみたら、本当にココナッ…

6日前のこと

光が強くなればなるほど影も濃くなるというのは、事実であって皮肉にも思う。 薄暗いところに居たい。隣に座っているのが誰かもよくわからないところで、『あらしのよるに』のヤギとオオカミみたいに、静かに話をしていたい。 深海魚のように暮らしたい。地…

頭の中に

頭の中にもうひとりの人間が住んでいたら、と思う。 ひとりと言わず、3人でも4人でも5人でも、居たらよい。 以前ある映画の題材にもなっていたように、喜怒哀楽の感情がそれぞれ頭の中に個々で存在していて、それらがいつも会議を行っていたら楽しい。 本…

ミサイル

よい事と悪い事の比率は、決まっている。 一日の中で、一週間の中で、一生の中で、それは決まっている。 と、思っている。 だから良くない事が続くと安心するし、良い事ばかりが起こると不安になる。 死の可能性に触れないと、生きていることに気が付かない…

コウ

生まれたからには生きた証を残さなければいけない。と、思う。 背が重い。 生きるという意味を、ほんの少しだけ分かった気がする。 一人で生きるのは、単に息をしているだけ、誰かの為に、誰かと生きることが、生きるということなのかなぁと、あやふやながら…

100000年後

地球や、宇宙や、時間軸上には、まだまだ未知のものが、ウヨウヨしていると思う。 猿人からしたら子孫が二足歩行をしていることは驚きだろうし、邪馬台国の人々は後世の処罰が自分たちの普段の生活よりもずっと衣食住に富んだ場所で行われていることにショッ…

すぐそこ

生きている間人間は不完全で、死ぬ時にようやく完全なものとなる。 と、どこかで聞いたことがある。 死に向かって生きている。 死なない為に生きているのではなくて、死ぬ為に生きている。 時折、わからなかった言葉の本意を知ることがある。 完全な死に方を…

夏が来れば思い出す

幸福と死は似ている。気がする。 物凄く幸せな時に心地良い風が吹いたら、私は死にたいと思う。 息を深く吐く度に、体が溶けて無くなっていったらよい。 雪やロウソクが溶けて消えていくように、私も溶けてしまいたい。 過去を振り返るのと、未来を想像する…

むし

虫を一匹殺した。 ちぃちゃい、肌に付いても一切気が付かないような虫を、殺した。 本当は今日、三匹目くらい。 虫を殺したら死刑という法律があったら、私は今、この虫を殺さなかったんだろうか。そりゃあ殺さないだろうね。 それでも、私を死刑にしてくれ…

ちっともそう思っていなくていいから、「大丈夫?」と言われたい時がある。 誰にも知られたくないけれど、誰かには知っていてほしいことがある。 夜に飲み込まれてしまう不安と、いっそ飲み込まれてしまいたい気持ちとが、ある。 早く眠りたい懇願と、朝まで…

死にたい、と思うことは人生に何度あるんだろう。 死にたさにも段階がある。 ギャルの、「ハッズwwwwマジ死にたいwwwww」から、ビル屋上の、空まであと一歩にいる人の死にたいまで、たぶんザッと10段階はある。知らんけど 脳の回線が途切れて、自分でもよく…

ふと

ここが、自分の居場所なのかもしれないと思う。 前にも、似たように感じたことがあった。 ふかふかの暖かい芝生のような所でなくて、フラフラと足場の悪い場所が、私の居場所なんではないかと、結局居心地がよいのではないかと、ちょっくら旅をする度に思う…

ほう

もしも法律で、人を殺してもよかったら。 人生でたった一人、殺してもよかったら。 何にも裁かれず、ひとつの恨みも生まれなかったら。 私は人を殺すんだろうか。 と、空気を掴むような、無意味なことを考えてみた。 法があっても人は殺されてしまうから残酷…

昔懐かしのものを掘り返すと、一生そこから抜け出せなくなるのでは、と最近不安になる。 その日その場所に閉じ込められている何万体もの自分が、ここぞとばかりに手を伸ばして私の足首を掴もうとしてくる。 みんな寂しい。私も寂しい。 だけれどそこに居座っ…

考えない事が多くなった。何も考えない事はこんなに楽なのかと知った。 これまで何に対してそんなに頭を痛め神経をすり減らして考え込んでいたのか、馬鹿馬鹿しく感じてくる。 考えない事は虚しい。ただ酸素を与えられているだけの、抜け殻のように感じる。 …

バネキイ

訳のわからない程、よくないことが続いている。 同じ事を何度も考えて、何度も同じところで躓いて、そいでも昔の自分だったら引き返していたところで一歩、歩いてみた。特別何も変わらないけれど、たぶん大きく変わっている。 生きねば!

はてさて

来たところに戻る、結局いつもそうなのかもしれない。 体に紐を巻いてトラックを引っ張る人がいるけれど、私の腰にも、どうやっても千切れないゴムが括り付けられていて、こう、地球の中心から逃げるように、私はいつもそれを引っ張っている。ある程度までは…

トラック

言葉は難しい。 重かったり軽かったり、冷たかったりあったかかったり、尖っていたり丸っこかったかり、透けていたり濁っていたり、遠かったり近かったり、硬かったり柔らかかったり、暗かったり明るかったり、その他諸々、する。 言葉の影響力は凄い。良か…

夏 その2

夏はよい。 夏はよい。という始まりもよい。枕草子の気持ちが少しわかる気がする。 夏は寛大 夏は何でも認めてくれる。認めるというよりも、許してくれる。 大丈夫だよ、それでいいんだよ、というよりも、 べっつにそんなのよくねー!?ていうか飲み行こうよ…

タッタッタタッ

懐かしい、と思うところに戻るのは、なんだかよくない気がしてきた。 いいのだけど。 いつまでも過去に囚われてはいけない、というのとは別世界で、なんていうのかな、寿命が縮んでしまうような、時間を喰ってしまうような、そんな感覚で、よくない気がする…

雨は落ち着く。 シトシトと降っている雨は落ち着く。サーサーと降っている雨も落ち着く。 雨は世界から私を切り離してくれる。ような気がする。いつも。雪が降る日にもそう思うし、かと言って何も降らずとも、夏や冬の真夜中は、私を一人にしてくれる。この…

失くしたものは、必ず失くした場所があって、そこに行けば必ずあって、つまり、何かを失くした時、それを手元に戻したい時は、そこへ行くしかないのだと思う。 過去に自分が置いてけぼりになっているのなら、そこに戻ってここに連れ戻してあげないといけない…

ヘンゼルとグレーテル

本当に思っている事は、たぶん言葉にできない。 この一文も、どう表現したらよいかわからず、適当な言葉が見つからなくて、結局中学生が作文の授業で書き出しそうな文章になってしまった。 モヤモヤするほど凄いことに気が付いている。 たぶんきっと、辞書に…

タイトルが付けられない

悲しいことよりも、楽しいことを1000年先まで覚えていたほうがよいに決まっている。 昨晩の不可解な憂鬱から一変、今晩は楽しくて楽しくて仕方がない。躁鬱病かもしれない。この宇宙で今、一番私が幸福だと、ナサを通して主張できそうなくらい幸せ。 何だっ…